「亀そっくりの駅」 [日記・ブログ]

【写真は 亀甲(かめこう)駅】


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岡山県2.PNG

今日のブログは昨日に続いて「おもしろい駅」を紹介します。


岡山県の津山線亀甲駅⇒中央町地内はズバリ駅舎が亀の形をしている。近年建替えられた駅舎は昨日のブログ「田主丸駅」のように地元自治体が費用を負担して建設された。亀の形にした発案者は、改築当時の町長だとか。


亀の形をした駅舎とはいったいどんなものだろうか。見れば駅舎が甲羅、つまり胴体で、屋根にはその模様らしきものが描かれている。そして屋根の一部分から、金色をした大きな亀の首がニョッキリと飛び出している。愛嬌がある顔だが、目は時計で、ゆっくりと時を刻んでいる。

鼻の穴も二つあり、見れば見るほど亀の顔に見えてくるから不思議である。駅舎全体を眺めれば、手足を甲羅の中に引っ込め、首だけを出している亀そのものだ。


駅舎と知らなければ「亀博物館」か「亀資料館」などの建物と勘違いしそうで、とてもこれはJRの駅舎に思えない。


一体中央町と亀はどんな縁があるのだろうか。聞けば駅の近くに亀の甲羅に似た岩があり、駅名の「亀甲」はそれに由来する。


「亀甲岩」と名乗るこの岩、伝説によれば、昔ある旅人がこの地で倒れ、それ哀れんだ村人が埋葬したところ青い月夜その場所がせり上げって来たらしい。それが亀の甲に似ているということから名付けられ、やがて付近の地名になり、はてには駅名にもなった。


中央町にの観光パンフレットに、駅舎の写真が載せられているように、亀はご当地のシンボル的存在になっている。


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