「SLばんえつ物語」と「一ノ戸橋梁」 [日記・ブログ]
【写真は 「SLばんえつ物語」が煙を吐きながら
橋梁を渡る】
【写真は 豪華列車「四季島」も通過する】
鉄道シーンは川と橋梁がある風景が一番絵になる。
「SLばんえつ物語」は、JR磐越西線を中心に新潟と会津若松を結ぶ蒸気機関車C57180号機
牽引による観光列車がある。磐越西線は阿賀野川に沿って走る区間が多く、そこかしこに絶景シーンが展開する。その中でも、SL列車の走行ショットのひとつは、阿賀野川でなく、その支流のひとつ一ノ戸川に架かる橋梁を渡る情景がある。場所は、山都(やまと)の東側のすぐのところ。
会津若松行列車は、発車直後なので煙を吐きながら邁進する。この橋梁は川両端方向はガーター橋、中央付近がポルチモアトラスといい、鋼材を交差させて補強した見た目にも美しい形になっている。約100年前に完成した鉄橋で当時の技術の最先端であったアメリカンブリッジ製。
このトラス部分を、SLが渡っているところが一番絵になる。445mという長い鉄橋で、列車を追っていると1~2分ですが夢中になっていると「アッ」という間の出来事です。
橋梁は近代化産業遺産に認定され価値ある施設として認められた。SLとともに、いつまでも残ってほしい鉄道風景です。