「手や足がかじかむ」 [日記・ブログ]

【写真は メジロ】


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昨日9日は、気温がその前の日8日とそんなに変わらないのに、ブルブルッと震えが来たあと、それほど冷やしたわけでもないのに、手足が氷のように冷たくなって「かじかんで」しまう。なぜ人間な身体は、こんなことがおきるのか?。


人の体は、体表が寒さを感じると、心臓や内臓などの重要な臓器や、脳や中枢神経系が、体温の急激な低下で障害を受けないために、手足や顔に体温調節のための特別な仕組みが存在していて緊急対応している。それが「動静脈吻合(ふんごう)」=AV血管。AV血管は


・手の平

・足裏と足指の間

・耳

・まぶた

・鼻

・唇・・・・といった身体の末端や突起部分に、AV血管は存在する。


①AV血管は手足や顔が寒さを感じると、身体の中心部分から、そこに熱を送るためにAV血管が拡張して、暖かい血液を送る。それでも温度が上がらない時は、末端の低体温が中心部に及ばないようにするために、AV血管は逆に収縮して血液を減らす。


②さらに強い寒さを感じると、血流を完全に遮断して、手足よりも心臓や脳などの温度維持を図ることで、命を守ろうとする。・・・雪山で遭難した際などに、手足の指が凍傷で壊死するには、このメカニズムで起きる。


手足をがかじかむのを防ぐには、手袋・靴下は当然として、首・手首・足首の保温を図る。体温の低下は、免疫力の低下を引き起こし、万病の元になるので要注意。







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