「一家団欒」 [日記・ブログ]

【写真は ノリタケの森 名古屋】


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正岡子規(俳人・歌人)は「病牀六尺(びょうしょうろくしゃく)」の中で一家団欒が、子供の教育に大切と説いています。


「まず食事に一家の者が一か所に集まる。食事をしながら雑談もする。食事を終える。また雑談をする。これだけのことができれば家庭はいつまでも平和に、どこまでも愉快であるのである。・・・一家が平和であれば子供の性質もおのずから平和になる」これは、子規が35年の短い生涯を終える2ヵ月前の文章です。


現代の家庭をかえりみると、孤食(1人で食事すること)個食(それぞれが好きなものを食べること)子食(子供だけの食事)などが問題になり、食育の重要性が叫ばれています。


こどもが1人で食事することから家庭崩壊が始まり、この子供たちが集まる学校での学級崩壊につながり、やがて自己中心的な社会性の失われた人間に育っていく。


和やかで楽しい家庭を築くために、まずは親たちが一家団欒の平和を楽しみ、それを伝えていくことから始まる。




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