「消えた12月」 [日記・ブログ]

【写真は 瑠璃光院の紅葉 黒い机に紅葉が反射】


瑠璃光陰200.jpg
きょうから師走になりますが、こんな頃になると新年の暦やカレンダーが取引先とかお客さんからいただいたりする。これが結構重宝していて、いよいよ師走なのかと気も引きしまります。


暦には、太陰太陽暦と太陽暦があって「太陰太陽暦」は、月の満ち欠けで月日を決め(太陰暦)、「太陽暦」は、地球が太陽の周りをまわる周期で年を定めらている。


ところが、師走が無くなった年がある。それは日本では古くか明治5年(1872年)の12月2日まで、太陰太陽暦という旧暦を公の暦として長く採用されていたのですが、


当時の明治政府は、その年の11月9日に改暦を布告し、わずか1か月足らずで旧暦から新暦(グレゴリオ暦)に変更した。翌日から新暦で明治6年(1873年)1月1日とした。


おかげで、明治5年12月3日から12月31日までがパッと消えてしまった。




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